ご訪問ありがとうございます。
タマホームの「長野エリア限定 木麗な家【暖】」に住んでいる
じゅりい( @Jury0909 )です。
我が家にはアップライトピアノがあります。
実家で私が弾いていたもので、元々は私の母が購入したのでかなり古いピアノです。
新築に際して実家から譲り受け、今は長女が弾いています。
ピアノ引っ越しについてはこちらの記事でまとめています⇩
新築にピアノをお迎えしてから何度か調律をしてもらいましたが、季節ごとに不具合が生じていますので、そのことについて書いてみます。
冬のピアノの不具合
今の家にピアノをお迎えしてしばらくは特に不具合なく経過していました。
しかし、1年ちょっと経過した頃です。特定の音がビンビンと不快な反響音を出すようになってしまったのです。
調律師さんに診てもらったところ、ピアノ後部にある共鳴盤に大きなヒビが入っていることが分かりました。
新築は乾燥しますからね、ピアノは木でできていますし乾燥はあまり良くないんですよ。
と調律師さんに言われたにも関わらず、特に何の対策もせずにまた1年が経過してしまいました。
こういうのがズボラだって言うんですよね💦
冬になり乾燥が始まると、同じような鍵盤がやはりビンビンと不快な音を出すようになります。
夏のピアノの不具合
温かくなり湿度が上がってくると、冬に出ていた不快音は軽減してきました。
治ったわけではないんです。湿度で木が膨張して割れが塞がったのね。
ホッとしたのも束の間、今度は音がしっかり出ない、鍵盤がちゃんと戻らないという不具合が発生。
娘のコンクールが近かったこともあり、すぐに調律師さんに連絡を入れました。
見てもらったところ、赤丸部分のハンマーの戻りが悪くなっており、ハンマーの移動距離が短くなることで音が小さくなっていたようです。
ハンマーが戻らないから鍵盤もちょっと沈んだままになっていたんですね。
梅雨時期~夏にかけて湿度の高くなる時期は、こういった不具合があちこちで発生するそうです。
湿度でフェルトや木材が膨張することによって不具合が出るんですって。
この時の処置方法は、「バットフレンジのセンターピン」の交換です。
センターピンを細いものに取り換えることで不具合を直していただきました。
バットフレンジのセンターピンが一体どんなものなのかは、未だに説明できません(笑)
酷い時はこのような不具合がピアノ全体に何ヶ所も出てしまうこともあるそうです。
何度も不具合でお呼び立てしてしまったのに、「お代は結構です」とのこと✨
⇧このツイートの時にも来てもらっていて、センターピンを替えてもらったのはこの1ヶ月ほど後のことです。
2回とも無償でやっていただき、本当に申し訳なかったです💦
現在はピアノ内部に除湿剤を入れて様子を見ています。
ピアノは湿度変化に敏感な楽器
ピアノを構成している大部分が木です。そこに金属の弦を取り付けて、フェルトで覆ったりしてあります。
我が家のピアノはシュバイツァーシュタインという今はもうないピアノメーカーなので、とても古いです。
最近作られているピアノとは少し構造も違っているようです。(昔は木だったパーツが現在は金属に置き換わったりしているそうです)
木や布のパーツが多いということは、湿度にも敏感ということですね。
私の住んでいる長野県は、湿度はさほど高くない地域です。しかし、振り幅が大きい。
冬はものすごく乾燥しますし、夏の湿度は70%くらいになります。
ピアノに最適な湿度は60%くらいだそうです。
ですが、極度に乾燥した環境から短期間で60%の湿度になったら、ピアノがついていけないのです。
そして乾燥しやすい新築という場所。
様々な条件が重なって不具合が頻発してしまったようです。
おわりに。湿度管理が大事です
ピアノには本当に悪いことをしてしまったと反省しています。
調律師さんによれば、
人が快適だと感じる湿度にピアノも置いてあげることが大事です。
ということでしたので、温度湿度はできるだけ振り幅を少なくしていくことが必要だと分かりました。
夏の湿度より、冬の乾燥を何とかした方が良さそうです。
今年は加湿空気清浄機があるから、これに頑張ってもらいます‼
ピアノの部屋だけでも、Switchbotを導入して温湿度管理しようかとも考えています。
ピアノの不具合にお悩みの方の、何か参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
コメント