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タマホームの「長野エリア限定 木麗な家【暖】」に住んでいる
じゅりい( @Jury0909 )です。
高気密住宅には良くないといわれている石油ストーブ。
気密性・断熱性に乏しかった前住居の中古住宅に住んでいた時に購入してからというもの、ずっと気に入って愛用しています。
引き渡しの際、タマホームの営業さんから言われました。
「できれば、石油ストーブじゃなくてエアコンで暖房してもらった方がいいです。」
・・・・
ダメだと言われても使いたくなってしまう魅力が石油ストーブにはあるんですよね。
我が家で使用している石油ストーブ
引っ越し前から愛用している、我が家のストーブはこちらです。
対流式の大きな石油ストーブと、ファンヒーター。
どちらもパワフルに部屋を暖めてくれる、冬の大事なパートナーです。
今回は、対流式石油ストーブに焦点を当ててみます。
使う理由①とにかく暖かい、暖まり方が違う
室内で火を燃やすわけなので、とにかく暖かいです。
高気密住宅だと石油ストーブを消した後でもかなり長い時間暖かいままです。
石油ファンヒーターも使うことがありますが、石油ストーブと比べて消すとすぐに部屋の中が冷え始める感覚があります。
石油ストーブを使った暖房には、遠赤外線効果があるのでしょうか?体の芯まで暖まる感じがします。
使う理由②お湯を沸かす
基本の使い方です。お湯が常に使えるというのはとても便利です。
沸かしたお湯は「象印のマホービンステンレスポット 1.9L」に移して食器など洗い物の油分を落としたり、コーヒーなどを入れるのに使っています。
ストーブをつけていて調理に使わない時は、常にやかんが置かれています。
部屋が暖まってお湯も沸く、一石二鳥です✨
使う理由③洗濯物を乾かす
生活感ありまくりですみません💦
天気が悪い日や寒すぎる日は、厚手のタオルを乾かしたりするのにも大活躍します。
対流型のストーブなので一番熱くなるのはストーブの上なのですが、側面に干された洗濯物も熱で湯気をあげながら乾いていきます。
もちろん火の近くに洗濯物を置くわけなので、誰かが近くにいることを前提に使っています。
使う理由④調理など
カレーを煮込んだり、鍋料理を作ったりと汁物系の料理にも活躍しています。
朝はホットサンドクッカーの調理場になったりもします。
IHだと使用できないので石油ストーブの天板が調理に使えるのは助かります。
鍋料理に使う土鍋も今あるものはIH対応ではないので、ストーブに乗せて使うことがあります。
我が家の石油ストーブは、暖房・調理補助・洗濯物を乾かす熱源にと無駄なく使いまわされています。
こうなると一石二鳥どころか、三鳥にも四鳥にもなりますね!
使う理由⑤災害時にも重宝
この対流式石油ストーブは、着火に電池を使用するだけで電気を使いません。
なので、停電時や災害時にも使用することができます。
我が家はオール電化住宅なので、もし寒い冬に停電になってもこのストーブが助けてくれることでしょう。
デメリットは空気の汚れと結露
ここまでいいことばかり書いてきましたが、もちろんデメリットもあります。
石油の燃焼時に二酸化炭素や水蒸気、有害物質の二酸化窒素などが発生するということで、高気密住宅には向かないとされています。
我が家にも24時間換気がついていますが、これだけでは十分に換気ができないので窓開け換気が必須になります。
また、我が家の使用時間は朝晩併せて5~6時間ほどで、朝の寒い時間帯はうっすらと窓に結露が起こります。
窓はトリプルサッシなので熱貫流率は低く、結露しにくい窓ですが、それでも窓の下の方に結露が発生します。
窓についてはこちらをどうぞ⇩
(以前住んでいた中古住宅はガラス一枚のサッシでしたので、窓全体がビショビショになりました・・・結露ワイパー必須でしたね💦)
人が住むにはある程度湿度があった方が快適でも、家にとっては湿気は大敵です。
人間に好ましい環境と住宅に良い環境が違うので難しいところです。
石油ストーブ使用による家への影響について、1年点検の時に聞いてみました⇩
おわりに。好きだけどエアコン暖房に変えていく予定
特に体に影響は感じないとはいえ、目に見えない二酸化炭素・二酸化窒素の影響も気になります。
我が家には小さな子ども&猫もいます。
居住環境が変わってしまった以上、それに合わせて暖房設備も変えていくしかないかなと思います。
家も長持ちさせたいですからね(;´・ω・)
この暖かさを手放すのは悲しいけれど、数年お世話になった石油ストーブとも今年でお別れになりそうです。
※災害時のために保管しておく予定です。
給排気を外で行うFF式石油ヒーターもありますが、壁に穴を開けないといけませんし、外に大きな据え置き式の灯油タンクが必要になるので・・却下。
やっぱりエアコン暖房という選択に落ち着きそうです。
追記:
2020年2月頃からエアコン暖房に切り替えました。
そのため、使わなくなった石油ストーブたちをどうするか、という記事も書いてみました⇩
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
コメント
コメント一覧 (1件)
最後まで読んで、ストーブ使うの辞めるという事で安心しました。
本当に高気密だと、24時間換気システムでも換気が追いつかないと言われています。
家を建てたときに、C値って測りましたか?
恐らく計っていないと思いますが、C値が1でギリギリ高気密だと言われていますが、仮にC値が1だと、換気システムが動いていても、換気口から計画した様に換気される空気の量は40%ほどで、後の60%は家の中の隙間から空気が出入りしているとの事です。
C値は、建てる家ごとにまちまちで、○○ホームで建てたからC値幾らとは、全く担保されないものです。
建てる時に、専門の方に測定して貰ってはじめて解る数字です。
高気密高断熱を本当にやっている会社は、必ず全棟測定します。
営業さんが「ストーブはなるべくやめておいてくださいね」と言った事から、想像がつきますが、言葉は悪いですが「なんちゃって高気密高断熱住宅」なのだと思います。試しに営業さんにC値いくつなのか聞いてみる事をお勧めします。計っていないので答えられないでしょうけど、多分、1~2の間くらいの数字を言うと思います。先程も書きましたが、C値1だと、6割の空気は、家の隙間から出入りしてます。これが高気密?と思いませんか?
ここからは私の予想ですが、換気システムが動いていて、気密が1以上と中気密で、家の色々な所から空気が入り込んでいた事、起きている時間帯のみの使用だったので、ドアの開け閉め等で空気の流れが自然と起こった事などで、大丈夫だったのだと思います。
それでも換気システムが何かの拍子に止まってたら(停電、換気システムの排気側に風が当たり続ける)、隙間からの空気の交換は中途半端に高いC値(1~2)のせいで行われず、床近くにいる猫や子供は危なかったと思います。
理屈を書きましたが、読んで理解するしないは別として、快適だからと言って、少ない可能性でも、自分や家族の命を危険にさらす可能性のある事は止めておいた方が良いかと思います。
貴方は止めると書いていますが、こういう記事で知識も無く大丈夫と考える人がいたらマズいかと思い書かせて貰いました。