ご訪問ありがとうございます。
タマホームの「長野エリア限定 木麗な家」に住んでいるじゅりいです。
今回は「壁」に注目してみます。
以前住んでいた中古住宅がとても寒かったため、断熱の要である壁についてはしっかりと把握しておきたいところです。
壁の中の構造は一体どのようになっているのか?気になりますよね??
建築中だからこそ見える壁の構造を、写真と共に確認してみました。
断熱性能に差が出る、壁の構造
夏の暑さ、冬の寒さから家を守り、室内の温度変化を少なく保ってくれるのが壁です。
家の断熱性能のほとんどを担ってくれる壁。高気密・高断熱の家を実現するためには、中に断熱材を入れたり、気密性を高めるために隙間をなくす工夫が必要です。
タマホームの家では、断熱材は標準仕様でグラスウールを使っています。
長野エリア限定「木麗な家」、壁の中の構造
壁の構造としては、外側から、
外壁➡透湿・防水シート➡構造用パーティクルボード➡断熱材➡石膏ボード➡壁紙
このようになっています。
施工の順番は上記とは違いますので、順を追って見ていきます。
上棟し、家の骨格ができあがる
着工から約1ヶ月と10日、「上棟」と言って大勢の大工さんが来て一気に家の骨格を作っていきました。

上棟の時の記事はこちらです⇩
家の骨格部分を作った段階なので、まだ壁はありません。
数日間は壁のない状態でしたので、ブルーシートでしっかりと覆われていました。

⇧外から見た様子。

⇧内側から見た様子。
①構造用パーティクルボード「novopan STPⅡ」
上棟後4日ほどすると、壁ができました。

⇧novopan STPⅡという構造用パーティクルボードです。
novopan STP Ⅱ とは | 日本ノボパン工業株式会社
このボードは耐震性能を高めるための壁で、筋交いだけの構造と比べて約2.4倍の耐震性能が得られるということです。

⇧大工さんにしか分からない表のようなものが印字されています。
私が見ても(??)ですね(笑)
②透湿・防水シート「デュポン・タイベック」
novopan STPⅡが施工されてから約1週間後、今度は透湿・防水シートが施工されました。

⇧「TamaHome」と印字されたシートが壁に貼り付けられています。
画像が粗くてよく見えませんが、小さく「デュポン タイベック」と書かれています。
旭・デュポン フラッシュスパン プロダクツ 建築資材 ホームページ
このシートがあれば、外壁施工前に雨が降っても大丈夫(?)のはず。
③断熱材「アクリアネクストα」
透湿・防水シート施工から約1週間後、今度は断熱材が入りました。
この記事の中でも書きましたが、タマホームの断熱材は標準でグラスウールを採用しています。
「アクリアネクストα」は高性能グラスウール。熱伝導率は0.034w/mkです。
アクリアネクストα – (住宅用製品|アクリアαシリーズ):グラスウール断熱材・吸音材

⇧施工前。パンパンにふくらんだグラスウールが置かれています。

⇧施工後。グラスウールの厚さは10.5㎝です。柱いっぱいに入りました。

⇧395というのは幅のことで、場所によっては430と表記されたものもありました。
柱にホチキスのようなものでバチンバチンと留めているので、そうそうずり落ちてくることはなさそうです。
④外壁「ニチハ Fuge」
断熱材施工からこれまた約1週間後、外壁の施工が始まりました。
外壁は、契約時にサービスでグレードアップしていただきました。
ニチハの「Fuge」という外壁です。

外壁と透湿・防水シートの間には少し隙間があり、通気層が作られています。
この隙間があることで結露や湿気を防ぎ、建物を腐食やカビから守ってくれます。
⑤石膏ボード「吉野石膏 不燃タイガーボード」
着工から約2ヶ月半が経過しました。
壁の施工、最後は石膏ボードです。

ここまで来ると部屋の形がはっきりしてくるので、家ができあがってきたことが如実に実感できます。

⇧この印字面を外側にして施工するので、施工後はこの虎マークは見えなくなります。
石膏ボード、グラスウール、外壁が燃えにくい素材でできていますので、内側も外側も火災に強い構造になっています。
全てシックハウス症候群に配慮の建材
壁の中に使われている建材は、ホルムアルデヒドなどの有害物質を放出しない規格のものが採用されています。
「F☆☆☆☆」というマークが建材に入っているものもあり、フォースターはJIS規格のホルムアルデヒド等級最上位を示しています。
F☆☆☆、F☆☆、となると、建材の使用制限が出てくるのだそうです。
おわりに。断熱性能はこれでバッチリ?
タマホームで家を建てるにあたり、一番気になっていた壁の中の構造。
大工さんに差し入れを持参しつつ写真を撮らせてもらってきました。
柱いっぱいに詰まったグラスウールに、不燃材料を使った建材の数々を目の当たりにすると、暖かく火災に強い家になっているんだな、という実感がわきますね。
まだ引っ越し前なので、実際に断熱性能を体感できるのはもう少し先ですが、長野の厳しい冬もこの家でなら安心して乗り越えられそうです(*^_^*)
最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m
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