
ご訪問ありがとうございます。
タマホームの「長野エリア限定 木麗な家【暖】」に住んでいる
じゅりい( @Jury0909 )です。
2019年に完成した我が家のキッチンについて、今更ながらレビューしてみようと思います。
既に2年半が経過しているので新品のキッチンレビューとは違ったものになるかと思いますが、その辺はメンテナンス等も含めて書いていきますのでどうぞご容赦ください。
タマホームで選べるキッチンは?
タマホームの我が家で使っているキッチンは、タカラスタンダードの「グランディア」です。
ビルダーモデルなので、一般販売はされていません。
「長野エリア限定 木麗な家【暖】」の我が家は、タカラスタンダード・LIXIL・EIDAIの3社から選ぶことができました。(2019年当時)
地域限定商品だったので、「木麗な家」でも大安心仕様でしたよ。
仕様などの詳細はこちらの記事でも書いています⇩


現在の「大安心の家」の標準で選べるキッチンも同じく「LIXIL」「タカラスタンダード」「EIDAI」の3社となっているようです。



私が建てた時もクリナップはオプションでした。
※地域限定など、商品によって選べるメーカーに違いがある可能性がありますので、詳しくは打ち合わせ等で聞いてみてください。
タカラスタンダード「グランディア」レビュー
我が家のキッチンはグランディアの間口255㎝、I型プラン(吊戸あり)です。
繰り返しになりますが今更のレビューなので、多少の傷や汚れはご容赦ください💦
2年半使用すると、こんな感じになるんだーという目安にしていただくのもアリかと思います。
ワークトップ


ワークトップはステンレスと人造大理石から選ぶことができましたので、我が家は人造大理石を選びました。
人造大理石にもアクリル製とポリエステル製があるみたいですが、我が家のはポリエステル製です。
打ち合わせの時は人造大理石の素材の話なんて出なかったんですけどね。





我が家のはポリエステル系人造大理石のシャインホワイトです。
一般的にアクリル人造大理石の方が丈夫で傷がつきにくく、熱にも強いと言われています。
グランディアはオプションで高級人造大理石クォーツストーンに変更することも可能ですが、我が家が打ち合わせの時は特にそのような提案はなかったです💦
広さ・高さ・使い勝手




ワークトップはシンク右側で、広さは幅87㎝、奥行き64㎝です。
シンク左のスペースは幅13.5㎝しかないので、ちょっとした物置きにしかなりません。
高さは82㎝、85㎝、90㎝から選べます。私と旦那さんの身長の間を取って(?)85㎝にしました。



うちは在宅の旦那さんがメインで料理をしています✨
大変ありがたいです!
前宅のキッチンが広かったので、それと比較してしまうと狭く感じます。
しかし、シンクとコンロの距離が近いので、鍋やフライパンの移動は楽になったとも考えられます。



こういうのって相対的なので、感じ方は人それぞれですよね。
人造大理石は熱いフライパンなど直置きできないので、必ず鍋敷きや濡れ布巾を使っています。
アクリル人造大理石は180℃の油が入った鍋を置いても大丈夫と書いてありますが、ポリエステル製は多分もっと耐熱温度が低いので用心しておくのに越したことはありません。


ワークトップはヘリが少しせり上がっているので、うっかり水をこぼしたりしても少しせき止めてくれます。


貼りっぱなしにしている注意事項も、2年半経過すると端っこからめくれてきちゃいます💦
掃除のしやすさ
大抵の汚れは、布巾で拭けば落ちます。
時々うっかりフライパンをこすってしまったりして黒くこすった後がついてしまうことがありますが、何度も拭いていればきれいになります。
今の所、メラミンスポンジやクレンザーを使うほどのひどい汚れはありません。
2年半経過して傷などは?




傷はけっこうたくさんできてしまいました。
ワークトップ奥はあまり使わないので傷が少ないですが、ワークトップの手前はやはり傷が多いです。
使っていれば傷はどうしてもついてしまいますので、これは仕方ないと思っています。



ぱっと見はそんなに分かりませんよ💦
シンク


シンクはステンレス製の「Zシンク」というシリーズです。オプションでシンクも人造大理石に変更可能でしたが、我が家は標準のままです。
前宅の人造大理石ワークトップで何度もグラスを割った経験があったのと、タマの営業さんからも『シンク内で食器を落とすと割れることがある』と言われたので躊躇したという経緯もあります。



うっかり手を滑らせて…ということがあるのでね。
小物置きは標準でついてきます。
水切りかごはオプションなんですが、たまたま義実家が数年前キッチンをリフォームしており、リフォーム前はタカラのキッチンだったということで使わなくなったものをいただきました。
20年以上前のキッチン用なので、若干サイズが合ってません💦でも使えているので良いです(笑)
現在は下記のような水切りかごが販売されていて、今のシンクにフィットするようにできています。




排水口の中はこのようになっていて、汚水は横に流れていきます。



この先がどうなっているかは見たことがありません…
排水口の網かごは汚れが落ちなくなったら買い替えが良いと思います。


広さ・使い勝手


幅77㎝、奥行き49㎝です。
我が家は水切りかごがある分若干狭くなっていますが、広さは十分じゃないかと思います。
大き目の鍋やフライパンもすっぽり入るので、難なく洗えます。
掃除のしやすさ
ワークトップよりシンクの方が汚れます。
今のところ鉄製品を長時間放置したことはないのでもらいサビは出ていませんが、経年による色素沈着や水あかは出ています。


⇧このように書かれていますが、シンク内の漂白は何度かやっています。特にサビが出ている様子はありません。
水あかはメラミンスポンジで簡単にきれいになります。


説明書によると、汚れが落ちにくい時はクリームクレンザーをお勧めされています。


メラミンスポンジもクレンザーも研磨剤を含んでいますので、表面を削りながら汚れを落とします。なので、使い方によっては表面の風合いが変化する可能性がありますのでご注意ください。
また、ワークトップとシンクが別素材のため継ぎ目があります。
ここがどうしても汚れていきますね💦


水切りかごを置いてある方はそんなに汚れませんが、ワークトップ側はとてもお見せできません💦
シンクも人造大理石にすれば、継ぎ目問題はなくなりますけどね。



でもグラス割っちゃうかもしれないから…
水栓


水栓はTAKAGIの蛇口一体型浄水器「みず工房」です。標準だとメイスイとTAKAGIから選ぶことができました。
おそらくオプションでタッチレス水栓にもできると思います。



うちはオプションは最低限にしたかったので聞きもしませんでしたが(笑)
機能・使い勝手
機能としては、シャワーとストレート吐水の切り替えができて、水~お湯の温度調整ができます。
シャワーヘッドは伸びるので、シンク全体をキレイにするのに役立っています。
浄水カートリッジが入っていれば、「原水」「浄水」ボタンで切り替えができるのですが、我が家はカートリッジを入れていないのでこのボタンは使っていません。というか押しても意味がありません(笑)



特別な機能はないけれど、特に不便なく使えています。
浄水カートリッジ…
通常は浄水カートリッジを内蔵して使用するんですが、我が家はカートリッジを使っていません。
田舎なので浄水しなくても水質には問題ないと思ってますし、カートリッジって1個3000~5000円もするんですよ!


TAKAGIには浄水カートリッジを2~4ヶ月サイクルで購入できる、カートリッジ定期お届けサービスというのがあります。
入居してから何度かTAKAGIから「カートリッジ使っていますか?」という連絡がありましたが、都度使っていないと伝えていたら、そのうち連絡来なくなりました(笑)
掃除のしやすさ
シンク内と同様、水栓も汚れやすいです。汚れというより水垢ですね。
しばらく放置すると、水栓の立ち上がり部分にピンクぬめりが発生することもあります。
基本的には食器洗い用の洗剤できれいになりますが、落ちづらくなった水垢はメラミンスポンジで少しこすればピカピカになります。
キャビネット収納・吊り棚






キッチン自体についている収納は、吊戸もついているのでかなり大容量です。
吊戸なしも選択できましたが収納が減るのとリビング側につける収納がオプションだったので、やめました。
(収納内が全く整頓されていないので、全開にはしていません💦吊り棚の中もゴチャゴチャなので自粛…)
大きな鍋やフライパンも難なく入ります。
整理整頓が苦手なので、せっかくの収納を生かし切れていないと感じています。



もっときれいに整頓したいけど、どうしたらいいのやら…
扉カラーについて
我が家は標準から「ホワイト」を選びました。




カタログを見ると、我が家がショールーム見学に行った2019年の時とオプションカラーが少し違っていますね。
標準のカラーは同じようです。
ホーローパネルはカラーバリエーションが少ないのが玉にきずでしたが、無難なホワイトを選んでおいて良かったと思っています。



旦那さんはブラックやブラウンなどのダークカラー推しでしたけど、私の意見を尊重してくれました。
ショールームの豊富なカラーバリエーションはオフェリアのものだと思います。
機能・使い勝手
収納に特別な機能はありませんが、とにかくたくさんモノが入ります。
吊り棚もあるのでとりあえず隠したいものを入れている、といった感じになっています。
引き出し収納の方はソフトクローズになっているので、子どもが開けても手を挟む心配がないのもありがたいです✨
収納力には文句なしなんですが、仕切がないのできれいに収納するのが難しいという難点があります。



センスがないのできれいに収納できないんですよ💦誰かに教わりたい。
オプションには色々ときれいに収納できるグッズがそろっていますので、こちらを導入するのもアリかと思います。


「かくせるラック」「間仕切り名人」はAmazon・楽天等でも購入できますので、後付けが可能です。
かくせるラック








間仕切り名人








ホーローの特徴を生かした使い方


(タマホームに他意はありません笑)


ホーローならではの使い方としては、
- マグネットが使える
- マジックで書いて消せる
パッと思いつくのはこの辺が有名でしょうか。
我が家でもキッチンパネルにマグネットでお便りをくっつけたりして使っています。
マジックで書く、のも問題はないんですが、子どもたちが調子に乗ってホーロー以外の場所にも書いてしまうことを懸念して積極的にはやっておりません💦



タカラスタンダード公式の動画によると、ホーローに使用禁止の洗剤はないらしいです!
吊り棚の難点
吊り棚は高さが天井近くまであるので、低身長(150㎝)の私は上段に手が届かないという難点もあります。
仕方ないので、脚立を使って出し入れしています。


長谷川工業の脚立、とても良いです。





背が低いと吊り棚以外の場所も届かないことがあるので、この脚立は重宝しています✨
これがあれば吊り棚の上段にも余裕で手が届きます!
逆に旦那さんは174㎝あるので、吊り棚の角によく頭をぶつけて痛がっています。


慣れるまでは何度もぶつけてました💦
角だけじゃなくて、うっかり開けっ放しにしていた吊り棚の扉にもぶつけてしまうんですよね。



私は頭の上を素通りしてますけどね(笑)
掃除のしやすさ
外側も内側もホーローでできているので、掃除はとても楽です。
よく調味料をこぼして放置すると変色したり、こびりついて取れなくなったりということがありますが、ホーローはそういったことがなく大抵の汚れは拭き掃除できれいになります。
油も染み込まないので簡単に拭き取れます。



マメな掃除が苦手なズボラさんにこそホーローキッチンをお勧めしたい‼
IHクッキングヒーター




我が家はオール電化住宅なので、調理器具は日立のIHクッキングヒーターになりました。
ガス併用のお宅ならこれがガステーブルになります。
メーカーを選ぶことはできませんでした。
使い勝手
タイマー機能を使って〇分後に火を止める、揚げ物の時は油の温度の調節もできるなど、色々なことを自動でやってくれます。
が、実はあまり多機能を使いこなしてはいません(笑)日々通常の煮炊きに使うのみです。
グリル機能も多彩ですが、この2年半一度もグリルを使ってません💦



魚はヘルシオで焼いてます。
グリルでやる調理は皆ヘルシオ任せ。


直火を使わないということ
IHヒーターは鍋やフライパンの底が接していないと熱が伝わらないので、基本鍋底をくっつけたままの調理になります。
ガスコンロでの調理が当たり前だったため、炒め物などでフライパンを浮かせて振るなどしてしまうと、IHが音を発して警告してきます。
よく「鍋を振れないからIHにしなかった」という方がいらっしゃいますが、しばらくはその気持ちがすごく分かりました。



私自身そんなに鍋やフライパンを振りませんが、オムライスの卵をひっくり返すとか、炒め物で全体に火を行きわたらせたい時とか、事ある毎に直火良かったなぁと思ったりします。
ただ、これも慣れてきます。
鍋やフライパンを振らなくても調理はできますからね。
それと、旦那さん曰く
最初は火加減が難しく感じた。今までは火の大きさを見て火加減していたから、パネルで火加減という感覚がつかめなくて。
と話していました。でもやはり慣れたとのこと。
そして、直火を使わない安心感はありますよね。IHにしたことで火災のリスクがぐっと下がったと思います。
直火を使う時はカセットコンロを使っています。





土鍋を使いたい時にカセットコンロを出してきてます。
掃除のしやすさ
掃除に関しては抜群にしやすいですね‼
何しろ凹凸がありませんから、サッと拭くだけです。
ガスコンロ使用していた時の五徳掃除がなくなったのはとても嬉しかったです。
拭き掃除だけでは焦げ付きなど頑固な汚れは落ちにくいです。そういう時は重曹やクレンザー、メラミンスポンジを使って落とすととてもキレイになります。



メラミンスポンジはIHパネルに良くないという意見を見たこともありますが、今の所表面の傷などほとんど目立ちません。
レンジフード


標準仕様の整流板のみホーローのレンジフードです。
オプションで中のフィルターもホーローでできているものに変更も可能でしたが、我が家は標準のままにしました。
使い勝手
レンジフードの使い勝手ってよく分かりません(笑)可もなく不可もなく…でしょうか。
「弱」だと音が静かなので、よく止め忘れてしまいます。



そして部屋が寒くなり、「あっ換気扇回ってるかも!」と気付くんですよ💦
掃除のしやすさ




恥ずかしながら、レンジフードの掃除をあまり頻繁にしない我が家。
整流板はホーローなので、整流板の掃除はしやすいです。
一応中のフィルター前に不織布フィルターを貼り付けていますので、それの定期交換と、周囲の汚れを拭きとる程度で、中の金属フィルターを掃除するのは年1回くらいかなぁ…



ズボラだからこそオプションを入れるべきだったのか…何とも言えませんね💦
食器洗い乾燥機




食器洗い乾燥機、大安心仕様だった我が家は標準でつきました。
三菱の食洗器です。



Twitterで大容量の海外製食洗器とか見ちゃうと、うちの小さっ‼って感じちゃいます。
使い勝手
ほぼ毎日使っています。使用時間帯は電気代の安い夜間になるよう予約をしています。
ただ、食器の大きさを揃えないと入れるのにコツがいる気がします。
また、うちは旦那さんが食器の予洗いをすごく念入りにやるので、食洗器がきれいにしてくれているのか元々きれいだったのか分からないことがあります(笑)



食洗器を信用していないみたい。
洗剤はキュキュットを使っていますが、洗剤・食洗器の威力を試すには一度ほとんど予洗いせずに投入して実験してみる必要がありますね。


掃除のしやすさ
上述したように、旦那さんが予洗いをとても念入りにしてくれるおかげで、残さいフィルターにゴミが残ることが珍しいくらいです。
食洗器内の掃除をしたことがないです💦
でも多分した方がいいんですよね。


カップボード
極力オプションを避けてきた我が家が唯一入れたオプションがカップボードです。


カップボードがオプションと聞いた時、何とか施主支給できないものかと画策しました。



カップボードだけネットで購入して施工だけしてもらえないかなー。
そう思ってネット上で販売しているものをけっこう探したところ、LIXILで良いのがあったんです。


ですが、どうしてもこれはオプションで入れてほしいという営業さんのお願いで、渋々入れることにしたのでした。
間口180㎝でトールユニット、カウンターユニットは一段引き出し+オープンを採用しました。




機能・使い勝手
吊戸ありキッチンと合わせてかなりの収納力です。
炊飯器やヘルシオの乗っている部分も人造大理石仕様になっていますので、大きな調理家電を置いても安心です。
掃除のしやすさ
扉パネルと引き出し収納の中はホーロー製なので、掃除が楽です。
その他の棚の中の仕切などは通常の合板なのでホーローのようにはいきませんが、掃除がしにくいという感じでもないです。



長くなってきたので、カップボードについては別記事でまとめようかなと思います。
おわりに
キッチンは様々なメーカーの設備・パーツが集まっているので、レビューするのはきっと大変だろうなと思いずっと躊躇していました。



そしてやってみたらやっぱり大変だった💦
書いてきたとおり、我が家はほとんどオプションを入れませんでしたが、使っていて「これは入れれば良かったかなぁ」というオプションもありました。
一通りの設備についてレビューし使い勝手や掃除のしやすさなど簡単に書いてはみたものの、実際に使ってみての率直な感想や後悔、意外な発見などもありましたので、それはまた別の記事でまとめてみようと思います。
追記:使ってみた感想、満足・後悔ポイントについて書きました⇩


最後までお読みいただき、ありがとうございました!
コメント